【危険!?】エナジードリンクの常飲
皆さんエナジードリンクって飲んだことありますか?
最近はコンビニやスーパーでも、よく見かけるエナジードリンク!
一昔前に比べて種類も多く、若者に人気のイメージです。
飲むと元気が出る!集中できる!
という感覚で飲んでる人が多いのではないでしょうか?
「仕事を頑張る時に飲む!」
「筋トレ前に1本!」
「普通に美味しいから飲んでる」
飲み方は人それぞれだと思いますが、
実は危険な飲み物!?
元気の前借り!?
なんて話も聞きますよね。。。
今回はそんなエナジードリンクについてです!
目次・エナジードリンクについて
①そもそもエナジードリンクとは?
まず「エナジードリンク」って何?
という事ですが、実は明確な定義はありません。
日本の飲み物の分類では、
ただの「清涼飲料水」なのです!
コーラ、アクエリアス、と一緒です。
リポビタンD、アリナミンVなどは?
と言いますと、あちらは、
「指定医薬部外品」です。
医薬部外品とは、厚生労働省が認可している、効果・効能に有効な成分が含まれるものです。
要は何かしらかの効果が約束されているものです。
それに対し清涼飲料水はただのジュースという事です。
②飲むと体に悪い?
よく、飲み過ぎると身体に悪い!
一時的に元気は出るけど、元気の前借り!
などと言われます。
間違いではありません。
もちろん飲み過ぎれば身体に悪いです。
でもそれは、一般的な他の飲み物である、
コーラやアクエリアス、お茶、コーヒーなども一緒です。
何でも飲みすぎ摂り過ぎは身体に負担がかかります。
じゃあ、特に何の成分が危険なの!?と思うと思います。
大まかにざっくりで言うと、
- 炭水化物(糖分)
- カフェイン
この2つです。
具体的にエナジードリンクの成分と合わせて見てみましょう!
③エナジードリンクの成分(1本あたり)
※2021年6月時点成分
内容\種類 | レッドブル | レッドブル (ゼロ) | モンスターエナジー | モンスターエナジー (ゼロ) |
---|---|---|---|---|
1本の容量 | 250 ml | 250 ml | 355 ml | 355 ml |
エネルギー | 115 kcal | 0 kcal | 177.5 kcal | 0 kcal |
タンパク質 | 0 g | 0 g | 0 g | 0 g |
脂質 | 0 g | 0 g | 0 g | 0 g |
炭水化物(糖分) | 27.0 g | 0 g | 46.2 g | 0 g |
食塩相当量 | 0.5 g | 0.5 g | 0.7 g | 0.6 g |
ビタミンB2 | 0.225 mg | 0.225 mg | 2.5 mg | 記載無 |
ナイアシン | 7.5 mg | 7.5 mg | 30.2 mg | 30.2 mg |
ビタミンB6 | 5.0 mg | 5.0 mg | 2.8 mg | 2.8 mg |
ビタミンB12 | 5.0 μg | 5.0 μg | 3.6~21.3 μg | 3.6~24.9 μg |
アルギンニン | 300 mg | 300 mg | 444 mg | 444 mg |
D-リボース | 記載無 | 記載無 | 444 mg | 記載無 |
高麗人参 | 記載無 | 記載無 | 291 mg | 302 mg |
カルニチン | 記載無 | 記載無 | 103 mg | 103 mg |
パントテン酸 | 5.0 mg | 5.0 mg | 記載無 | 3.55~35.5mg |
カフェイン | 80 mg | 80 mg | 142 mg | 142 mg |
エナジードリンクの成分って細かな所は、結構変わってたりしますが、2021年6月時点の成分です。
気になる所としては、やはり「カロリー」 「糖分」 「カフェイン」です。
カロリーが発生する成分は、炭水化物しか含まれていませんから、カロリー =「糖分」
から発生していると考えて良いと思います。
エナジードリンクのカロリー =「糖分」と言う事になりますね。
※「カロリー」や「糖質」について詳しくは ↓
・カロリーについて
・糖質について
糖質量の目安としては、
・レッドブル(27.0 g)= 厚さ中程度の食パン1枚くらい
・モンスターエナジー(46.2 g)= うどん1玉くらい
という感じでしょうか。
ただ、食べ物から摂取する炭水化物(糖質)に比べ、
飲料水に含まれる糖質は「砂糖」「ぶどう糖」と言った、
粒の細かい「単糖」なので吸収が早く、血糖値が急激に上昇します。
急上昇した血糖値は、「インスリン」の働きで、正常値に戻りますが、戻る段階で血糖値が低下し、
眠気を誘発する事があります。
眠気覚ましのために飲んだエナジードリンクで逆に眠くなる事もあるのです。
なので、飲むならゼロカロリーの糖質オフのものをオススメします!
④カフェインについて
さて、今度はカフェインについてです。
カフェインは摂取量にも寄りますが、
・中枢神経系の活性化
・心臓の活性化
・血管の拡張と収縮
・気管支の拡張
などの効果があり、それらに伴って
・興奮作用
・利尿作用
・集中力の向上
・運動能力の向上
が見込まれます!
問題は、その摂取許容量です。
「欧州食品安全機関(EFSA)」の定める、健康に影響のないカフェイン摂取量目安は、
・健康な成人 ⇒ 400 mg/日
・妊婦など ⇒ 200 mg/日
とされています。
レッドブル:80 mg/本
モンスターエナジー:142 mg/本
なので、1日で1~2本程度、200~300 mg程度なら、健康影響はほぼ無さそうです。
ただ、朝に1本、夜に1本などであれば影響は少ないと思いますが、
朝に2本(モンスターエナジーの場合:284 mg)一気に飲む、などはお勧めできませんね(^^;)
ちなみに、コーヒーや緑茶などにもカフェインは含まれております。
100mlあたり | レッドブル | モンスターエナジー | コーヒー | 緑茶 |
カフェイン | 32 mg | 40 mg | 60 mg | 30 mg |
コーヒーや緑茶も、同じ量で比較すると、
カフェインが結構含まれている事が分かります。
なので、朝にエナジードリンクを飲んで、会社でコーヒーを5杯!
みたいな人は結構要注意です!
過剰に摂取すると、頭痛、吐き気、めまい、などが出ます。
厳密なカフェインの許容量には個人差がありますが、
摂取したカフェインが体内から完全に抜けるには6~8時間かかります。
100mgでも頭痛が出る人などは要注意ですので、摂取は控えましょう!
⑤まとめ
成分から見ると、エナジードリンクは、結構一般的な「清涼飲料水」であり、
過剰に、1日に数本、一気に数本飲んだりしなければ、大丈夫でしょう。
特に、日本国内で正規に輸入販売されているものは、
検疫や、厚生省による食品衛生法に検査されています。
なので「飲んだらヤバイ」「危険な飲み物」など、
必要以上に怖がらなくて大丈夫だと思います。
1日1本程度なら問題ないでしょう!
(お勧めはゼロカロリーのものです!)
ただ、販売価格は高めなので、お財布には危険!?
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