2025年6月2日 / 最終更新日時 : 2025年6月3日 AEGYM COLUMN

梅雨のむくみ原因と対策！簡単ふくらはぎストレッチでスッキリ解消！

最近なんだか身体が重い…。
夕方になると足がだるい…。
体重が少し増えた…。
そのお悩み【むくみ】のせいかもしれません。
湿度が高いと、むくみやすいって知っていましたか？
なので、実は梅雨は身体がむくみやすい季節！
しかも日本は海に囲まれて湿気がこもりやすい国です。
それに加えて梅雨は雨が多く降るのでより湿気がこもりがちになります。
人の身体は自分の周りの湿度が高くなると、身体から水分を上手く逃がす事ができなくなる事があります。
なので、梅雨は特に身体のなかに余分な水分や排出できなかった老廃物をため込んでしまう季節です。
その、ため込まれた水分や老廃物が皮膚の下などに留まることで【むくみ】が起こりやすくなります。
今回はなぜむくみが起こるのか、原因と解決法を紹介していこうと思います。
雨にも負けずむくみにも負けないように頑張っていきましょう！

むくみってなに？

むくみは医学的には【浮腫（ふしゅ）】と呼ばれます。
皮膚の下などに通常時よりも多く水がため込まれている状態のことを言います。
むくみが起こる原因は様々です。
大まかには、静脈やリンパ管を循環するはずだった水分が何かしらの理由で特定の部位に留まることで起こります。
むくみが起こることで、脂肪は増えていないのに太って見えたり、体重が増えたりもします。
一日の終わりに脚がパンパンになる…。
だるい感じがする…。
これらは重力によって水分が下に落ちていき、足に溜まってむくんでいるからなのです。

原因➀：血流の悪さ

では、なぜ静脈やリンパ管に水分が循環せず戻らなくなってしまうのでしょうか。

原因➀：筋肉が少なく血流が悪い
人間は心臓から血液を送り出し、全身に巡らせています。
しかし下半身などの心臓から遠い場所にある血液を戻すときは、心臓のポンプ機能だけではパワーが不十分です。
足から心臓に血液を戻す時に大切なのが筋肉です。
下半身の中では、特にふくらはぎの筋肉「下腿三頭筋（腓腹筋とヒラメ筋の総称）」が重要になってきます！
下腿三頭筋は【第二の心臓】と呼ばれるくらい、血液のポンプ機能が高い筋肉です。
これらの筋肉が弱いとポンプ機能がうまく働きません。
それに伴い足の血液が心臓に戻ることができず、余分な水分や老廃物が皮膚の下などにため込まれることになってしまいます。
デスクワークや立ち仕事をしている方も要注意です。
長時間同じ姿勢でいることが多くなるので、筋肉の活動量が減り、ポンプ機能も低下しがちになります。
下腿三頭筋が弱まると、むくみだけでなく、足を前進させる力が弱くなり躓いたりしてしまいます。
むくみのためだけでなく日常生活においても下腿三頭筋はある程度鍛えたほうがいい筋肉です！

【むくみ解決法】
仕事中にも簡単にできる！
ふくらはぎストレッチをしてあげましょう！
こまめにふくらはぎの筋肉を動かすことでポンプ機能が働き、むくみ予防ができます。

・腰幅に脚を開く
・かかとを上げ下げする

これだけです。
回数は２０回～３０回程度行いましょう！
椅子に座った状態でも行えます。
このストレッチはむくみ解消だけでなく、見た目もほっそりしてくるハズ！
ぜひ取り入れてみてください！！

原因②：塩分(ナトリウム)の摂りすぎ

人間の身体は体内の塩分濃度を一定に保とうとする働きがあります。
塩分を多く摂取してしまうと、それを薄めようとして身体の中に水分をため込もうとします。
この働きによってむくみが生じます。

【むくみ解決法】
塩分でむくんだ場合にはカリウムが豊富な食材を食べましょう。
カリウムには余分な塩分を尿として体外に排出してくれる役割があるので、むくみ解消に有効です。

＜カリウムが多く含まれている食材＞
・バナナ
・ほうれん草
・アボカド
・ブロッコリー
・さといも
・じゃがいも
・キウイ
・納豆
・ひじき

また毎日の食事で塩分を摂りすぎないようにする事も重要です！
ラーメンなどはもちろん、実はパンも塩分が高い食材の１つです。
味付けも塩・しょうゆ・みそなどを入れすぎないように注意しましょう。

その他の原因

上記以外にもむくみの原因には…

・貧血
・疾患
・飲酒
・服用している薬の副作用
・生理前、妊娠

などがあります。
むくみだけでなく動悸や息切れ、呼吸困難などがある場合は早めに医療機関に相談してください。

まとめ

むくみは通常よりも多く身体のなかに水分がため込まれることで起こります。
原因は様々ありますが、最終的に静脈やリンパ管に戻るはずだった水分が戻らないことで起きます。
足や顔がむくむとパンパンになり、太っていないのに太っているように見えたり、たまった水分の重さ分体重も増えてしまいます。
しかも、血流が悪い状態のまま改善しないと、太りやすく痩せにくい体質になってしまうかも…！？
まずは気づいた時にかかとの上げ下げ運動から初めてみてください！
筋肉を動かして体のポンプ機能を高めることでむくみを予防しましょう！
雨で気持ちも沈みがちな梅雨ですがむくみ解消してテンション上げていきましょう！

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