無理なダイエットで骨粗しょう症に!?
皆さんは「骨粗しょう症」と聞いてどんなイメージを浮かべますか?
骨粗しょう症って高齢者の方がなる病気だと思っていないでしょうか?
実は若い方でも骨粗しょう症になることがあるんです!しかも10代や20代!
特に女性は要注意かもしれません!
今回は、そんな骨粗しょう症について紹介していこうと思います!
目次:骨粗しょう症について
骨粗しょう症とは?
まず「骨粗しょう症」について少し説明します!
色々な要因で骨の密度(骨密度)が低下し骨の中がスカスカになってしまった状態。
そんな状態で、骨折を起こす可能性が高くなる骨の病気を「骨粗しょう症」と言います。
原因には様々な要因があります。
・加齢
・生活習慣
・運動不足
・食生活
・喫煙
・無理なダイエット
これらの要因で骨が弱くなってしまったり、
病気や薬が原因でなってしまうことも。。。
代表的なものが、
・関節リウマチ
・副甲状腺機能亢進症
・糖尿病
・ステロイド薬の長期服用
骨粗しょう症は、がんや脳卒中などの病気とは違い、直接的に命に関わるものではないです。
しかし、痛みも自覚症状もないことが多いため、定期的なチェックがとても大切になります!
無理なダイエットと骨粗しょう症
それでは、本題の無理なダイエットと骨粗しょう症についてです!
ダイエットをして運動不足も解消し、食生活も改善して健康に良いじゃないか!
と言う人もいると思います。
ですが、特に成長期の女性(小学生~20代)が無理なダイエットをしてしまうと骨粗しょう症になる危険性があります。
現在では、肥満などの健康問題から、生活習慣に気を使う人も増えてきたと思います。
一方でダイエット思考が高くなり、スラっとした細く美しい体になりたいという憧れから、過剰なダイエットを行う方もいます。
実は近年の調査では、標準体重より低い女性が増えているというデータもあります。
女性の骨密度は一般的にピークが18歳頃と言われ、また40歳を過ぎる頃には低下していきます。
10代や20代の成長期は本来、丈夫な骨を作る期間です。
その時期に無理なダイエットをして骨密度が低下してしまうと骨粗しょう症になってしまう危険性があるのです。
適正体重とBMI
無理なダイエットをして身体を壊さない為にも自分の適正体重とBMIをしっかりと把握しておくことが大切です。
※BMI:ボディマス指数(Body Mass Index)体重と身長から算出される肥満度を表す体格指数
■適正体重の求め方
適正体重=身長(m)×身長(m)×22
例:身長が1m80cmの場合
1.8×1.8×22=71.28kg(適正体重)
■BMIの求め方
BMI=体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))
例:身長が1m80cm、体重が60kgの場合
60÷(1.8×1.8)=18.52(BMI)
BMIは肥満を判定する際にも用いられています。
BMIが25以上だと肥満とされ、18.5未満では一般的に痩せすぎと判断される為、それ以上のダイエットは不要でしょう。
適正体重やBMIは、筋肉量により多少正常値から外れる場合もあります。
あくまで参考として考えてみるのが良いでしょう。
骨格筋量が多く、体重やBMIが高い場合は良いのですが、体脂肪により高い場合は要注意です。
骨粗しょう症にならないために
骨密度を低下させないためには、骨の成長に役立つ栄養素を積極的に摂ることが大切です。
代表的な栄養素と食品を紹介します。
・カルシウム
牛乳、乳製品、小魚、チーズ、大豆製品類など
※牛乳は骨粗しょう症と骨折予防のためには、一日700〜800mgのカルシウムが摂取推奨量です。
・ビタミンD
サケ、ウナギ、サンマ、卵など
・ビタミンK
納豆、ほうれん草、小松菜、キャベツなど
また、適度な運動を行う事も大切です。
骨は負荷がかかるほど細胞が活性化されて強くなる性質を持っています。
日常生活の中で運動量をできるだけ増やしましょう。
ウォーキングやジョギングなどは骨折の予防にもなるので、自身の体に合わせて無理なく続ける事も大切です。
運動に不安がある方は、トレーナーがいるジムなどに行ってみるのも良いかもしれません。
まとめ
今回は骨粗しょう症について解説してきました。
特に若い方や学生の皆さんは、今が骨の成長にとって大切な時期です。
無理なダイエットなどで身体を壊さないように気をつけましょう!
身体の状態にあった無理のないダイエットをして、自分の理想の身体を手に入れましょう!
■佐野市田沼の24時間スポーツジム:AEGYM
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