腸内環境を整えたい人は発酵食品がお手軽!

皆さんは腸活をしていますか?
腸活は、おなかの悩みを解決するだけじゃないんです!!
免疫力が高まって風邪をひきにくくしたり、身体全体の調子を良くしてくれます!
でも腸活って何をしたらいいのかわからない…。
じゃあ、とりあえず発酵食品を食べてみるところから始めませんか??
ということで今回は、発酵食品ってそもそも何?という疑問から、おすすめの腸活方法まで紹介していきます!

目次:発酵食品で腸活
そもそも発酵食品って何?

発酵食品を食べましょう!!
と言うけど、発酵食品って何なの?という話ですよね。
ヨーグルトやキムチ、納豆…
そのあたりは発酵食品だとわかっているけど…。
実は、私たちは発酵食品のことをイマイチ完全には理解していないのかもしれません。
なので、手始めに発酵食品のことを理解してから腸活に生かしていきましょう!!


まず、発酵食品とは、微生物の働きによってできています。
微生物は、カビ・酵母・細菌の3種類です。
カビや細菌と聞くと不安になりますが大丈夫です!!
例を挙げるなら、麹菌や乳酸菌などのことです。
乳酸菌はヨーグルトなどで耳にしたことがありませんか?
これらの微生物によって食材の性質が人間にとって有益に変化したものが発酵食品です。
発酵食品は、もともとの食材に微生物を加え、微生物を増やすことで完成します。
食品に微生物が増えることで起こる変化のことを発酵現象といいます。
ここで疑問に思いませんか?

「腐るのと発酵するの…何が違うの?」

実は答えは単純明快で、私たちに害があるかないかです。
害があれば腐敗。害がなければ発酵。
それだけなんです。

発酵食品の良いところ

では、もう少し発酵食品についてお話していきます。
発酵食品…わざわざこんな手間暇をかけているのですから、当然それなりの効果があります。


① 食品の保存性がUP
現代では冷蔵庫があるので、それほど魅力的に感じないかもしれません。
しかし、昔の人々にとって、この効果はとても喜ばれるものでした!!
なぜ保存性がUPするのかというと、微生物が腐敗菌を寄せ付けないからです。
実は、微生物界にも縄張り争いがあります。
ある特定の微生物がたくさんいると、他の微生物は繁殖できません…
微生物界も厳しいですね…。
つまり、腐敗菌が繁殖できないことで腐敗しにくくなり、保存性が高まるのです。
また、発酵の過程でできる「乳酸やアルコール」などには殺菌作用があり、それも腐りにくくなる理由の一つです。


② 味わいや香りがUP
発酵食品には独特の香りがあります。
特徴的なものといえば納豆など!
あの香りも微生物によって生成されます。
また味わいも発酵によって変化します。
食材が発酵することでアミノ酸やイノシン酸などのうま味成分が生まれます。
うま味は日本人が特に感じやすいと言われていますね。
このうま味も微生物の働きによるものです。。


③ 栄養吸収や食べやすさがUP
微生物は発酵の途中で様々な栄養素を作り出します。
それによって栄養価や栄養の吸収力が高まります。
例えばヨーグルト!
ヨーグルトは生乳を乳酸菌や酵母で発酵させて作られます。
乳酸菌はたんぱく質やカルシウムの吸収を助ける働きがあります。
また牛乳を飲むとおなかが痛くなってしまう人でもヨーグルトなら飲める場合が多いです。
これも微生物の働きによるものです。

なぜ発酵食品が腸活に良いの?

なぜ発酵食品が腸活に良いのか。
結論から言うと、腸内フローラのバランスを整えてくれるからです。
詳しく解説していきます。
腸内には数百兆個もの細菌が生息しています。
この細菌たちを顕微鏡で見ると、お花畑(Flora:フローラ)のように見えることから腸内フローラと呼ばれています。
腸内フローラの構成要素となる細菌は…
 ・善玉菌
 ・悪玉菌
 ・日和見菌

この3種類です。
この腸内フローラの理想的なバランスは、

「善玉菌:2 悪玉菌:1 日和見菌:7」

とされています。

しかし、腸内環境が乱れると悪玉菌が増えやすくなります。
悪玉菌が増えると便秘や下痢などの消化器系の不調を引き起こすだけでなく、免疫機能の低下や身体全体の不調につながります。
その理由は腸の中には「免疫細胞の約70%が生息している」からです。


つまり、おなかの調子が良くなることで免疫機能が正常化し、身体の調子も整うのです。
腸内環境を整えるためには腸内フローラのバランスを維持することが重要です。
その中でも特に増えやすい悪玉菌を抑える必要があります。
では、悪玉菌を減らすにはどうすればよいのでしょうか。


答えは善玉菌を増やすことです。
善玉菌を増やしてくれる食材こそが発酵食品です。
例えば、乳酸菌やビフィズス菌は善玉菌に該当します。
発酵食品の代表格であるヨーグルトには善玉菌が含まれており、摂取することで腸に善玉菌を送り届けることができます。


しかし、人間は消化・吸収を行う生き物です。
これらの菌は体内に一時的に入った後、消化吸収され、最終的に体外に排出されてしまいます。
そのため発酵食品は毎日継続して食べることが重要です。
常に善玉菌を腸に送り届けることで、腸内フローラのバランスを維持し、腸活を効果的に続けることができます。

発酵食品で腸活をしよう

ただ、たくさんの発酵食品を食べればいいのか。

違います!

自分に合った発酵食品を探す必要があります。


【自分に合った発酵食品の見つけ方】
Step1:自分が続けられそうな発酵食品を一つ選ぶ
Step2:その食品を毎日食べる(2週間続ける)
Step3:2週間で変化を感じれば身体に合っているかも


もし変化がなければ別の食材でまた2週間続ける。
※体調が悪くなったらすぐやめること
※食品は一つずつ試すこと

(どの食品の影響で変化が出たかわからなくなってしまうため)
この方法は時間がかかりますが、確実に自分に合う発酵食品を見つけることができます。
ぜひ試してみてください!

まとめ

今回は発酵食品とは何なのか、その基本から解説しました。
なんとなく食べていた発酵食品について詳しく知ることで、食事がもっと楽しくなるといいですね!
みんなで発酵食品を食べて、身体の調子を整えていきましょう!


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