鉄分とってる?健康に必要不可欠な栄養素!
「鉄分は健康に必要な栄養素」というのは、これまでで一度は聞いた言葉ですよね!
しかしその重要性について本当に理解していますか?
実際、鉄分は私たちの体にとって非常に重要であり、鉄分が不足することで健康に多大な影響が出る事があります。
今回はそんな「鉄分」について見て行きましょう。
目次:鉄分について
鉄分の役割と必要性
鉄分は体内の「ヘモグロビン」や「ミオグロビン」などのタンパク質を形成するために必要な栄養素の一つです。
「ヘモグロビン」は赤血球中のタンパク質であり、酸素を運ぶ役割を担っています。
また「ミオグロビン」は筋肉中のタンパク質であり、筋肉の代謝に関与しています。
また免疫系の機能を維持するためにも鉄分は必要です。
鉄分が不足すると、免疫系の機能が低下し感染症にかかりやすくなることが知られています。
健康成人に必要な鉄分の摂取量は1日あたり8mg前後です。
生理中の女性は、それ以上の鉄分を必要とする場合があります。
しかし鉄分が過剰に摂取されると、鉄過剰症を引き起こすことがあります。
詳細は後半でも解説しますが、適切な量の鉄分を摂取することが、健康維持には重要です。
鉄分不足による影響
鉄分が不足すると、主に「貧血」を引き起こす事が多いです。
貧血とは、赤血球中のヘモグロビンの量が不足することによって、酸素を運ぶ能力が低下した状態の事です。
鉄分はヘモグロビンの重要な構成要素であるため、不足すると貧血を引き起こす原因となります。
貧血の症状には、疲れやすさ、息切れ、めまい、頭痛、手足のしびれ、免疫機能低下などがあります。
原因は複合してありますが、主に食事による鉄分不足、吸収不良、出血、妊娠中や生理中などなどです。
鉄分不足が疑われる場合は、医師の診断を受け、鉄分の補充が必要かどうかを確認することが重要です。
鉄分の不足を防ぐためには、鉄分を多く含む食品を積極的に摂取することが大切です。
またビタミンCを含む食品と一緒に摂取することで、鉄分の吸収を促進することができます。
適切な鉄分摂取により、健康な体を維持しましょう。
鉄分を多く含む食品
ここで鉄分を多く含む食品をいくつか紹介しようと思います!
・赤身の肉類
・イワシ、サバ、アジなど魚介類
・レバー
・ひじき、昆布、わかめなどの海藻類
・豆類(納豆、豆腐、枝豆など)
・ほうれん草、ブロッコリー、かぼちゃなどの野菜
これらの食品は組み合わせてバランス良く摂取することが大切です。
また鉄分はヘム鉄と呼ばれる動物由来の鉄分と非ヘム鉄に分かれます。
非ヘム鉄は、ヘム鉄に比べて吸収効率が下がる傾向にあります。
そのため非ヘム鉄を多く含む食品を摂取する場合には、ビタミンCと一緒に摂ることで吸収効率を高めることができます。
ただ鉄分を豊富に含む食品は「過剰摂取に注意」が必要です。
過剰摂取によるリスク
鉄分は健康に不可欠な栄養素ですが、過剰な摂取はリスクにもなります!
①鉄過剰症
鉄過剰症は、鉄分の摂りすぎによって発生する症状です。
症状には、便秘、下痢、腹痛、嘔吐、食欲不振、関節痛、皮膚の色素沈着、肝臓障害などがあります。
主には輸血依存などで起こる事が多い症状です。
遺伝的な鉄代謝の得意・不得意などで鉄が体内にたまりやすくなってしまう場合もあります。
②慢性疾患の悪化
鉄分の過剰摂取は、慢性疾患を悪化させることがあります。
特に、炎症性腸疾患、肝臓疾患、糖尿病などの慢性疾患を持っている人は、鉄分の摂りすぎに注意する必要があります。
③心臓病リスクの増加
鉄分の過剰摂取は、心臓病リスクを増加させることがあります。
鉄分を過剰に摂取すると、酸化ストレスが増加し、動脈硬化や心臓病のリスクが高まることが報告されています。
鉄分の過剰摂取を防ぐためには、食品からの適切な鉄分の摂取量を把握し、適切な摂取量を設定することが大切です。
またサプリメントなどと組み合わせた摂取の場合は、過剰になりがちです!
摂取量には充分注意しましょう。
まとめ
鉄分は健康に重要な栄養素であり、不足すると貧血や免疫力の低下などの健康リスクがある一方!
過剰に摂取すると悪影響を与える事もある小難しい栄養素です。
また日常的にお薬も飲まれている方は、相互作用にも注意しましょう。
鉄分は特に抗生物質や抗不安薬などとの相互作用があるとされています。
そう言った場合は事前に必ず医師や薬剤師に相談しましょう。
鉄分は大事な栄養素なので、適切な量を守り、健康な生活を送りましょう!
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