2021年9月2日 / 最終更新日時 : 2021年10月18日 AEGYM COLUMN

筋トレは「朝」と「夜」で効果が違う？

皆さん筋トレしてますか？
筋トレは基礎代謝の向上や、健康寿命のアップ、最近では免疫力の向上にも良い効果があると見直されている筋トレ！

朝イチに筋トレする方や、お仕事終わりに思いっきりやる方！
最近は24時間使えるジムなども増えてきて、深夜にやるって方も意外に多いのでは。。。

実は筋トレって「朝」やるか「夜」やるかで効果が違うって知ってましたか？
筋トレは「朝」と「夜」どちらが効果的だと思いますか？

実は効果的な筋トレ時間帯については、様々な研究が行われております。

そんな中、近年では
「ベストなタイミングは個々で異なる」
「効果が高まる時間帯は自分で作れる」

と言った考え方が注目されています！
そこで今回は「朝トレ」と「夜トレ」のメリットデメリットについて紹介していきたいと思います！

朝トレのメリット

朝にワークアウトを行う一番のメリットは、何と言っても

・自律神経が整う
・体温や血圧を自然に調整できる
・テストステロン値が高い

朝は副交感神経（リラックス状態）が優位な状態です。
そこから少しずつ交感神経（活動状態）に切り替わっていきます。
ですので、朝に筋トレする場合は
体の状態に合わせた運動量やメニューを心がける事が大切です。

また朝は筋トレホルモンと言われる
テストステロンの値が高い事も重要です。
寝ている間に分泌されるホルモンで、筋肉の成長には欠かせないホルモンです。

朝に身体を使って自律神経を整えることが出来るのはとても良い事です。
朝の時間を使いつつ、生活習慣にメリハリをつけてみてはいかがでしょう。

朝トレのデメリット

朝は身体がリラックス状態にある事が多いです。
体温が十分に上がってない為、いきなりハードに追い込んでしまうと逆にケガをしてしまったりもします。
最初はウォーキングなどから、身体をゆっくりと起こしてあげると良いかもしれません。

また寝起き直ぐの運動では、身体がエネルギー不足を起こす事もあります。
身体は寝ている時にも心臓や内臓でエネルギーを多く使っています。
また身体の水分は、寝ている間だけで１リットル以上も使われると言われています。
ですので朝トレの前には、軽食と水分補給を忘れずに行いましょう！

エネルギーが不足するからと言って
朝から脂ものなどをガッツリ食べるのは、あまりオススメしません。
脂ものの消化にはかなりのエネルギーや血流が必要になります。
これから身体を動かして
筋肉でエネルギーや血流を使おうってのに消化に邪魔されてしまいます！

自分に合った量で少しお腹を満たすくらいにしておきましょう！

夜トレのメリット

夜は朝に比べ１日活動した後の身体なので、心肺機能や体温が高い傾向にあります。
ですのでワークアウトにスムーズに入れる事でしょう！

夜にワークアウトを行う一番のメリットは

・寝つきがよくなる
・睡眠中の成長ホルモン値が高まる
・睡眠で筋肉が回復する

人間は体温や血流が下がって来る段階で眠気を感じます。
夜のワークアウトで一時的に体温や血流が活発になり、多少の疲労感が貯まります。
その状態から、身体が落ち着いた段階で程よい眠気がやってくると思います。

おもいっきり筋トレ
⇒ 今日はよく眠れるぞー！

と言う流れです！

また運動の効果で睡眠中の成長ホルモン値も向上します！
そして寝ている間、身体は使った筋肉を回復させてくれます！
朝のトレーニングでもお伝えしましたが、身体にはエネルギーが必要です。
夜トレーニングしても寝ている間に回復させてくれる為のエネルギーが必要です！

運動したらしっかり食べて、ぐっすり寝てしまいましょう！

夜トレのデメリット

夜にワークアウトを行う際のデメリットや注意点としては

・寝る直前には行わない
・疲労感をしっかり確認する

先程、運動して「体温や血流が下がって来る段階で眠くなる」
とお伝えしましたが、寝る直前だと逆効果になってしまいます。

運動により活発化した脳が冷め切らぬうちは寝るに眠れないのです！
少なくとも就寝の2～3時間前にはワークアウトを切り上げましょう。

また自身の疲労感をしっかり確認する事も大切です。

１日お仕事でヘロヘロ…
連日出張や徹夜続きで…

なんて時にやっても、逆効果だったり、最悪ケガにも繋がります。
自身の体調をしっかり把握して筋トレする事を心がけましょう！

トレーニング時間について

「朝」か「夜」かに加えて１回のトレーニング時間も重要です。
しっかりと短時間で追い込んだワークアウトをできる方はバッチリです！

しかしダラダラと2時間以上もトレーニングしている方は要注意かもしれません…。

朝トレの場合は比較的サクっとトレーニングされる方が多い印象ですが、夜トレの場合はどうでしょう。
日中の疲れなどもあり、ダラダラと長時間やってしまっていないでしょうか。

筋トレは長くとも90分以内で行うのが効果的とされています。

長時間トレーニングのデメリットとして
・ストレスホルモンの増加
・疲労の蓄積
・集中力の低下

などが挙げられます。
短時間でサクッと自分を追い込めるよう頑張ってみましょう！

まとめ

今回は「朝トレ」vs「夜トレ」で紹介してきました。
この２つは一概にどちらかが良いというものではありません。
どちらにもメリット・デメリットがあります。
一番は自分に合ったトレーニング時間帯を見つける事です。
また何事もそうですが「継続」が一番大切です。
いくら効果的なトレーニングでも一回限りでは、目に見えた効果は期待できません。
しっかり無理なく続けられるようにトレーニングする事が、ある意味一番大切かもしれません。

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